ものすごい剛毛の竹内まりやさんが

| トラックバック(0)

夢に出てきた。

剛毛という言葉を髪の毛に使うのが正しいかどうかわ分からないのだけれど、

出てきたまんまを表すとそういうことになる。硬毛でなく剛毛。

流し台のたわしみたいな髪の毛で、「人前に出るから直したのよ」と話しかけられた。

首から上の剛毛の竹内まりやさんと本来の竹内まりやさんが、ビフォー、アフターの

リズムで髪が爆発しては元通りになる、寄っては引きが繰り返された。

最近、本当によく夢をみる。

おそらく毎日見ている。

こないだは友人のシャム猫(人間)が、うちに引っ越してきた。

うちのキッチンがかけっこできるぐらいにバカでかくなっていて、なぜかアメリカの田

舎の住宅街っぽい風景(ってなんやという感じ)が窓から見えた。

しかも、猫2匹を連れていて、色が黒と茶色。

そんな猫がいるんかどうかは知らないが、やはり毛足が長かった。

猫といえば、久々に向田邦子氏の、「男どき女どき」を読み返した。

同氏が1981年の台湾旅行中、飛行機事故で亡くなられる前に、最後に書かれた小説

とエッセイがつまったもので私の愛読書のひとつだ。

その一編に「美醜」というエッセイがあり、飼い猫のビルについて書かれている。

オスの虎猫でかなり美男だったので、向田氏は彼のお嫁さんに近所のべっぴん、シロを

考えていたそう。そこまでいうほどべっぴんではないけれど、毛艶がよく気立てが優し

いところを目にかけていたらしい。

けれど、ビルが選んだのは一軒おいた隣の年増猫。小太りの三毛で、何度も仔を生んだ

お腹はたるみにたるんでいる。足が悪く、片目にはいつも目やにをためている気の強い

メス猫だ。

なんであんなオバサン猫?と朝帰りしたビルを向田氏は叱ったそうだけれど、その2ヶ

月後、オバサンの飼い主がビルそっくりの虎猫2匹を回覧板に乗せてやってきたらし

い。

このエッセイによると、動物はオスが配偶者を選ぶ基準は、まずメスとして生活力旺盛

なこと、次に繁殖力、そして子育てが上手なことだそうだ。

つまり、人間から見て可愛いだの、ブサイクだのいうことは当の本人たちには関係ない

らしい。

そしてメスがオスを選ぶ基準は、まず強いこと。おしっこ臭を発散させて、好色である

こと。人間世界ではあまり考えられないことだと思う。

まず、生きること、それが動物たちにとっては第一で、子孫繁栄させることがその次。

わたしたち、人間はやれ若いだの、顔の造りがどうだの、表面的なことばかりにとらわ

れがちだ。

向田氏もいわれているように、誰が決めたか知らない美醜の基準が人間界にはあって、

それに一喜一憂しているおろかな私たち。

この現世ではそれが当然のことのように皆捉えているけれど、動物のもつようなもっと

自然に大切なことをみつめてみるのも時には必要なのではないかと思った。

ところで、相変わらずうちのメス猫はメス猫の乳首を吸い続けている。

それを阻止する方法は今のところ思いつかない。

Image302.jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.odeweb.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/217