2009年1月アーカイブ

昨夜、飼い猫1匹が脱走したらしい。私は気づかずに眠ってしまった。小雨のちらつく

深夜過ぎ、玄関の扉を何かの拍子で開けていたのだと思う。厳密にいうと、開いていた

のに気づかなかった。ばかばかばか。走り去ったドンは、黒猫、さかり真っ盛り。共に

暮らしはじめてからもうかれこれ半年近く経つのに、ロクに抱っこしたこともない。人

間とものすごく距離を置きたがる性質なのだ。彼は私が眠るのをみはからいそろーっと

足元に乗っかり爆睡する。そして、朝方、本人の意識が朦朧な時にだけ、足の指でだけ

触らせてくれる。手はダメ。先端恐怖症?いや、分からない。どんな関係や。

猫様状態。

うちに来た頃は洗濯機の後ろや、ベッドの下に隠れてばかりで、ロクに目も合わせて

くれなかったので、これでもかなりコミュニケーションはとれている方だ。

最近では食事時、名前を呼ぶと飛んで走ってくるようになった。がしかし、依然として

埋まらない微妙な距離は健在。

今朝起きると、奇妙な泣き声が聞こえた。

ミャーでなくヌミャニュヌア〜。なんじゃその声は。異変を気にも止めず、お腹を空か

しているのかと思い、いつものようにペットフードの袋を上下に振ってがさごそ音を鳴

らして合図。他2匹がダーッと階段を駆け下りて来て食らいつく。甘える。それなの

に、ドンだけ来ない。変な泣き声はさらに大きくなり、それが家の外からだと分かっ

た。いよいよ心配になり玄関の扉を開けると、すぐそこにびしょぬれになったドンがい

るではないか。おいでおいでと手招きしたらアッという目をして同時に、まったく反対

方向に走って逃げていってしまった。おーい、そっちじゃないでこっちやで。時すでに

遅すぎ。

ドーン、ドーンと控えめな大声で名前を呼びつつペットフードの袋を揺らしつつ、家の

周りを探し歩いたが、一向に気配がない。ヌミャニュヌア〜も聞こえなくなり、困惑。

帰ってくるだろう、帰ってくるはずという根拠のない確信はあった。こうなったらお祈

り。あがくのはやめにしておいた。

夜になり、庭から鳴き声。今度はモゥワァ〜、ミュ。寒かったのだろう。鳴き方もおか

しくなっていた。2匹の家猫がドンの気配に気づき、部屋の中を巡回し始める。

ミャミャ。ガリガリ。ミャオーン。モゥワァ〜。友の臭いに引き寄せられたのか、ド

ン、玄関前に無事たどり着く。寒かったろうに。腹減ったろうに。

今、半径2メートル以内のふかふかした場所で、疲労回復している模様。気持ちよさそ

うに体を伸ばし、半目でひっくり返って眠っている。ああ、不注意ごめんなさい。おう

ちはあったかいやろ。

Image337.jpg

とある呑みの席にて。ゲーテの若きウェルテルの悩みに出てくる、永遠の恋人ことロッ

テが果たしていい女かどうかという話になった。4名男子、1名女子わたし。

男子1、賢そうな女性だけど近くにいても魅力を感じない。

男子2、ゲーテという天才の描いた完璧なまでに描かれた小説の中の女性。よって、

恋するとかそういう対象ではないし、ウェルテルが溺れるようにこんな女に自分は溺れ

ない。(と思う)

男子3、同じ女性からみてどう思うか?対わたし。

私、意図的なのかどうなのか分からないけれど、うまく男をたぶらかしているのでは。

無意識に翻弄しているなら、小悪魔を越えて大悪魔。魅力的。

男子4、でも男からみると、たぶらかしているようには全然見えないけど。その点は?

私、そう見えないのがまた、同性からすると策略的に見える。(気づかない?)

と、こんな風にとりとめのない話となって果ては登場人物の女の話になり、誰が好みか

ということになった。最も人気が高かったのは、川端康成氏の痴人の愛、ナオミ。(と

いっても2票だが)男子から見て今宵、溺れてみたい女ナンバ−ワンだった。続いて、三

島由紀夫氏の豊饒の海•第1巻、春の雪、聡子。これには私も賛成。2005年に映画化され

た時、そそくさと観に行った。当時、いまだかつてないほどの恋い焦がれていた相手が

となりに座っていたのだけれど、いびきが聞こえて余計に泣けた。なんでこんな時に寝

れるの。どうしてなの。ゆえに春の雪には、ごく個人的な思い入れがある。

総論、声や香りを感じる生身の女がいいよなということだった。当たり前だろうが。

Visionnaire h

| トラックバック(0)

up_botton_1-thumb-200x285.jpg

Visionnaire hというブランドをご存知だろうか。

2003年にデザイナーの宮本英生氏が立ち上げたブランドなのだが、ひとことでいう

と渋い。アトリエにもお邪魔したことがあるのだけれど、その空間はひとことでいうな

ら洗練されているというのかな。さっきからひとことが多すぎるのだけれど、まさに一

言一句で現せる、飾り気のない、簡潔さがよく似合う服だ。ゆえに、中身が薄っぺ

らいと着こなせる代物ではないと思う。人が服に負ける。レベル高し。自身が男子であ

るからに、メンズが特に素晴らしく骨太な感じ。男ならまじ着てみたい。

デザイナーの宮本氏は、ロンドンカレッジオブファッション(英国)でテーラリング

を学び、その後帰国。現在に至る。外国に暮らした時間が長いと、日本とズレが生じそ

うなものだけれど、彼はうまくブレンドされている成功例だといつも思う。ヨーロッパ

のいい香りをうまく持ち帰って、衣服を通して人に伝えられているのだと思う。素晴ら

しいかぎり。

先日、とある仕事の場において、自分ではまともと100%確信した装いで出かけた

ら、その格好は何ですか。と非難ゴーゴー(古い?)だった。どこがおかしいのか自分

ではさっぱり分からず、相手に不快な思いまでさせてしまったようだが分からない。い

くら考えても分からない。日本を離れて8年、帰国して8年目。私の中の日本と諸外国

で得た諸々が、そろそろブレンドしてもいい頃だと思っているし、ある種していると完

全に信じ込んでいたのが、とんだ勘違い。外国暮らしが長いせいなど関係ないのだ。元

からズレていたのだ。遅いよ、あんた。気づくのに大分時間がかかったけれど、ひとつ

気づきを得た。これでいいのだ。

梅田本

| トラックバック(0)

バナナ1本、丹波産粉茶、すり黒ごま、ビール酵母、はと麦酵素、パセリ、レモン半

分、牛乳、できればきな粉。これらの材料が手元にあるならミキサーでごちゃ混ぜにし

てすぐさま注入してやりたい。このところ、無理が祟って体がヒーヒー悲鳴をあげてい

る。原因不明の引っ掻き傷が鼻の頭に出来ていて、赤く色づいた瘡蓋が2つ。何して

んねん。さらに、自然減量している模様。計りがないので正確なことは分からんが、会

う人会う人、第一声に「痩せました?」。昨日、クマが出来ていたらしく、「やばい

よ、マジで。生きてる?」と知人。痩せてるのかやつれてるのか。

このままいくと私の胸がカルデラになる日もそう遠くはないのだろう。

ところで、幸子本こと、梅田幸子氏の著書、

『あなたの天職が分かる 最強の自己分析』が1/21発売された。

発売前の予約の告知はすでにお伝えしたが、ようやく店頭でお目に書かれる。

彼女はこれまでに4000名を面接したキャリアコンサルタント。現在は国立、私立大学や

官公庁、キャリアイベントなどで年間100本近い講演をしている。

かたわら、フラメンコのステージで舞うというユニークな面を持つべっぴんさんだ。幸

子というその名の通り、周りの人を幸せにするオーラを放っている。一緒にいるだけで

気持ちのよくなる気持ちの良い人。才色兼備とはまさに彼女のことをいうのだろう。

梅田氏ことエンジェル!発売、おめでとうございます。

51asdc8UT+L._SL500_AA240_.jpg

img20090115_p.jpg

お友達のすぎはら美里氏の著書、咲き走り★ホットロード。

1/16のAmazon ベストセラーで7位、ヒット商品で1位との快挙。

美里氏、誠におめでとうございます。

すぎはら美里氏は、2003年AV女優としてデビュー。レズものなどで、女•加藤鷹と

呼ばれるも、1年で引退。翌年、新宿•歌舞伎町でミックスバーミリタリーを開業。

2005年にDIVAとしてDDTプロレスに参戦。CSなどでバラエティや司会も務める。

相談者が絶えないことから、いじめや性教育問題の講演に講師としての依頼が増え、東

京青年会議所の例会でも講師を務めた。

2007年、エンタの神様にて、Mint姉弟として芸人デビュー。

高校を1ヶ月で退学し、レディースの総長→クラブのママ→レースクイーンを掛け持ち

する激烈な10代。

そんな彼女の生き様が、たっぷり詰まったこの本。同じ道を走ることなど出来ないが、

それを辿ることは出来るかもしれん。

爆走、疾風、迫力、気合い。麗しい姿形のその奥にあるど根性。

読後、走りたくなる1冊。渾身に満ちあふれる得体の知れん力が湧いてくる。

1発蹴りの入った後、優しく頭撫でられるようなそんな感じ。

愛に脱帽。

10_01_hanshin.jpg

『特別な力がある聖地には特別な神が降りてくる』

ズキューン。ババババーン!ドーン!!!

いやはや、この一行で胸ぶち抜かれた。

その聖地とはもちろん甲子園。

そう、あの甲子園です。

「プロ野球を面白くする人々 阪神タイガースファン名言珍言集」。

阪神ファンの抱腹絶倒人生語録だ。

生涯トラキチの会こと、猛虎魂会による取材、及び膨大なアンケート調査を試みた後、

産み落とされた熱〜い1冊である。

株式会社ユンブル•代表取締役の朝日奈ゆか氏が会長を務める

猛虎魂会は、顧問に宗教人類学者であり作家の植島啓司氏を含め合計9名のベストナイ

ンで結成されている。

2章 トラキチもうなる面白ヤジ迷言珍言集より

「甲子園に足を運ぶ理由」について阪神ファンの皆さんは以下のように解答している。

理由1=試合を見に行く、理由2=甲子園に来る阪神ファンを見に行く、理由3=面白

いヤジを聞きに行く、理由4=なんか面白いことを探しに。

たとえボコボコに打たれまくる負け試合でも、なんとかしてチケット代の元をとったろ

うという姿勢は崩さない。

阪神ファンが、勝っても負けても阪神をひと一筋に応援し続ける理由について、

「阪神は人生の縮図」やからと言い、「巨人が悪で阪神が正義」と力強く主張。

一方、阪神が強すぎると複雑になる心の内も明かしている。

7章 阪神川柳より

「勝ちすぎて 逆に不安に 陥れり」 

「ほんまかえ こんなん阪神 ちゃうでおい」

「強い今 これが夢でも 冷めないで」

私自身、関西人&生まれた時点で、まわりの親戚全員が熱狂的な阪神ファンという環境

だったので、阪神ファンであることが当たり前のように生きてきた。

ちなみに実家はオリックスの球場から歩いて5分ほどの場所にあるが、一度も試合など

観たことがない。

かれこれ20年程前、家族そろって甲子園球場に試合を観に行ったら、阪神が負けた。

「くそ、どついたろか!なんでやねん」と毒を吐きまくる父に、「また、次あるや

ん。がんばろ」と小走りに駆け寄り、必死で励ましていた母。私は幼心に、「どうやっ

て何をがんばるんやろう?なんでそんなに怒ったり、焦ったりしてるんやろう?」と不

思議に思った。

1年、そしてまた1年大人の階段を昇る度に、その理由がだんだんと明らかになって

いく。期待、絶望、復活、人情、そして栄光…。そう、トラキチにとって阪神は

人生の縮図なのだ。勝っても負けても一生タイガース。

おとんやおかん、あるいはテレビの画面に罵倒し、立ち上がり絶叫、拍手、号泣する親

戚のおいちゃん達は人生を投影していたのだ。

未だ三十路数年余、人生を語れるほど偉そうなことはいえないけれど、この本からは阪

神ファンの生の声が、心の叫びが聞こえ、(もちろん関西弁)人間臭さが存分に感じら

れる。

ぜひご一読下さいまし。

シェアメイトが最近、スープにはまっているといって、毎晩帰宅するとおいしそうに飲

んでいるから、それ何のスープなん?と聞いたら、ちょっと中華風のワカメとか入っ

た軽い感じのといって銘柄は教えてくれんかった。5分ぐらいキッチンに行って用意し

てリビングにもってきておいしそうに飲んでいて。インスタントなんかと思っていた。

ちょっと頂戴、と2度ほどいいそうになったけどやめておいた。

今朝、朝方まで起きていて小腹が空いたとき、勝手にあ、スープあると思ってキッチン

にいったらそれらしきものが全くみつからない。見つけたものは鶏ガラスープのもとだ

けで、まさかこれを?と思いながら、しばらく凝視。腹が今にも栄養くれよってキュル

キュルいうので鶏ガラをちょっとだけ拝借して適当に作って飲んだ。

わかめのスープってもしかして鶏ガラをそのまま飲んでるんかと聞いたら、そうと即

答。スティック状に小分けされたやつを1個まるまるお湯かけて飲んでいるらしい。

乾燥わかめポイッと入れて。おい、体に悪いんちゃうんそれ?しかも、毎日飲んでる

し。濃すぎとちがいますか?

せんせーしょなる、きみには驚かされたよ。

ワイハイハ

| トラックバック(0)

アロハ〜ワイハ I’m taking all them pictures後は「まぁいっか!」って忘れてフィー

バー アロハ〜ワイハ Sipping Pina Corada まずは宴ルアウでI’ll see you’ll

夢に見たチラシの島 ウクレレ アロハ アロハ ウキウキ ワイハ

人生初のハワ〜イ!

BENNIE Kのワイハが頭の中でループする冬の寒いきょうび。暖房の効いたぬくぬくした

部屋でハワイのことを考えていた。この曲を想うと信じられないぐらい幸せな気持ちに

なる。ハワイ、ハワイ。というか漠然としたイメージ。人から聞いた話。フラダンス。

穏やかな気候。コナコーヒーはおいしいですよね。お土産です。キルトのクッショ

ン。なんかものすごいでかい亀がいるところ。そうそう、あそこいいよね。嘘。実感ゼ

ロ。なぜなら行ったことがない。ハワイ行きのチケット両手でがっしり持って空港まで

行ってうきうき気分で飛行機に乗り遅れた。いまだに信じられん。空港の人に怒られ

た。なんで放送で呼んでたのに気づかないんですか。だってそば食べながらうっとりし

てBENINIE Kを聞いていた。その後一時期、BENINIE K恐怖症になった。JOY TRIPとい

う曲を呪いそうになった。その曲が飛行機に乗り遅れる予定でなく人生初のハワイに飛

ぶ日の私に捧げられたのではと思うぐらいの名作で、その曲を繰り返し聞いており、私

の気持ちだけを乗せた飛行機はいってしまった。今年おかんを連れて行こうと思う。

978-4-591-10689-1.jpg

今朝、狂言絵本「かみなり

(ポプラ社)がポストに届けられた。

その作者はよしながこうたく氏。

福岡在住のアーティストで、同じくアーティストである兄妹とともにイラストレーショ

ン事務所「STUDIO Edomacho」を営む。

(長兄 吉永拓哉氏、次兄 よしながこうたく氏、末妹 YURI氏)ちなみに併設さ

れたカフェもあるそう。(写真で見せて頂いたことがある)

兄と妹両氏のお話はこうたく氏に幾度となくうかがったことがあり、特に兄の拓哉氏が

なんというか生き様が破天荒な方で。

元暴走族副総長→少年院送致→少年院で20歳を迎える→ラテンアメリカに渡る→ペ

ルーの民芸屋で働く→ブラジルのラブホテルで働く…→元フジモリ大統領のSP→ブラジ

ルの永住権を獲得→ブラジルの日刊邦字紙「サンパウロ新聞社」入社→2008年

「ぶっちぎり少年院白書」で作家デビュー。なんという行動力。なんというたくまし

さ。そんなお兄様とはうってかわり、こうたく氏は福岡訛りのある優しい口調でいつも

ほんわかした感じの人。周りに人が吸い寄せられるようなそんなオーラの人。

そして冷静沈着。九州男児。そして酒がすこぶる強い。

k02.jpg

こうたく氏は作•絵ともに手掛けた絵本デビュー作「給食番長」が大ヒットして、シリー

ズ化。飼育番長、あいさつ団長と3作続いた後の本作品は「ヤブ医者VSかみなり」。

日本の伝統芸能である狂言の演目、「神鳴」をもとに生まれた「かみなり」。

作家の内田麟太郎氏(文)&こうたく

氏(絵)の恐るべしコラボレーションで、絵本の中身はえらいことになっています。か

みなり様の怖さにド迫力、ヤブ医者のいやぁな人柄まで紙面からじんわり伝わってく

る。また、絵本ということですべてが平仮名とカタカナ。そのミスマッチが大人として

はたまらない芸術作品。サンキューベリーマッチ。

ロンドンのインディペンデント紙に、「最も重要と思いつつも不快に感じる発明は?」

という英国人を対象にした調査のことが書かれていて、その記事を読んでみたら何と、

第1位がカラオケだった。ショックショックショックやて。

24時間スポーツチャンネル、携帯電話、ゲーム機をしのいでだんとつであり、日本発

祥のカラオケ、日本人の私としては納得できない結果だった。

5年間と、人生の中ではほんの鼻くそぐらいの時間かもしれないけれど、私も英国に暮

らしていたことがある。カラオケは英国にもええかなりたくさんありました。

だが、思い返してみるとカラオケタイムを共に楽しんだのは、イタリア、ドイツ、アメ

リカ、スイス、フランス、韓国、中国出身などイギリス本国の人でない人たちの顔ばか

りが頭に浮かび、イギリス人とのカラオケ•メモリーが見当たらなかった。

私が渡英していた期間は1996年〜2001年。その頃でもかなりのカラオケ設置店

をみかけました。が、日本でいうカラオケ•ボックスのようなところは数えるほどしかな

く、ほとんどは、パブのような大勢が立ち飲みするような場所にドーンと機械が置か

れ、ステージの上で歌うことになっていることが多かった。

だからがゆえに、酔っぱらって己酔いして歌う人、シャウトする人、歌うどころか音楽

にのりすぎるためどちらかというとオンステージで踊り狂う人など、色々いたけれど、

別に人に迷惑をかけていなければそれはそれでいいんじゃないかと思う。

だいたい、音程が狂ってたり、声やパフォーマンスが大きすぎると誰かがそこで野次を

飛ばすので、軽いひともんちゃくの後、たいていはおさまるし。

同記事の見出しに「歌声が騒音」とあったけれど、歌声は騒音ではないと思う。

ステージはあかんよ。それが元凶だというものだ。そうではないですか。だって。オン•

ステージだから騒音と捉えるのは当たり前。下手だと聞き苦しいし、所詮己酔いなので

見苦しい。でも、カラオケは下手でいいし、己酔いするためのものでしょう。

それがカラオケというもののあるべき姿形ではないですか。

ステージは取っ払って、個室化をぜひ取り入れて、イギリスの人にもカラオケの楽しさ

を知って欲しいと思います。

ひとつめ。

知人のフォトグラファー、佐藤博信氏が新春早々に、

独立されました。ホームページで彼の作品を見れます。ファッション、ビューティ、

ミュージシャン、広告まで幅広く活躍されている人です。シャープで、繊細で、温度を

感じる素敵な写真です。

ふたつめ。

知人の息子さんで俳優の立本雄一郎氏の出演する舞台、

『戸口の外で』が1月28日から2月1日までシアター•バビロンの流れのほとりであり

ます。ドイツの小説家、W.ボルヒェルト原作作品(舞台名と同名)。

W.ボルヒェルト氏は1940年代にキャバレー芸人として活躍する傍ら、ハンブルグ国

立劇場の演出助手となり、戯曲を書き続けておられた。本作品がラジオドラマ化され、

大反響。以後すべてのドイツの国立劇場にて上演された。50年を越えた今、それを蘇

らせたのは鹿島将介氏。新進気鋭の25歳の演出家だそう。

共々、ぜひ一見くださいまし。

先ほど帰宅。珍しく意識あり。

女ばかりの新年会にブラジャーなしでいったところ、つっこみを頂戴した。

率直に乳バンドは嫌いです。

乳が小さく必要がないのでしていません、と伝えたところ、友人のひとりが私の乳に触

りはじめた。ほんとに?ほんとに?なんだか変な気分。いやいや。そうじゃなくて。た

まに面倒な時はバンドエイドを貼るというとびっくりしていました。

アンチブラジャーとか大袈裟なことでなく、ただ単にめんどくさい。

何か有益な情報を提供できた気分に陥ってしまったがノンノンノン。

居合わせた皆はブラジャーをしていたらしい。あたりまえか。そうか。

単純に肩が凝るのでしたくないし、必要性を感じないのでしていないだけといったら

信じられないといってぽんぽん触られた。

あんたはどんだけ自由なんかとぽんぽんしながら突っ込まれたけれど、自由を意識し

たうえでのことでなくてそれでいいからそうだったんですが。

ノーブラというんかな。それどころかそれプラスノーパンだった時期がある。

なぜ、自分がそうしたかったのかは分からないので説得力がなくて申し訳ないのだけれ

ど、そうしてたので理由が見つからんわ。

ロンドンの大学に行ってた頃なので、寒すぎて2ヶ月余りで断念してしまい、なんのた

めにそんな我慢大会をしていたのかと不思議になったが、それを突き詰めることもなけ

ればその必要性もないので、泡のごとく脳みその中でしゅわっとはじけて忘れて下着を

はくようになった。普通にあっかたいし、守られてる感じで。

かなり実験的ではあった。

帰り道、そんなあれこれを想いだしていた。

ニュース

| トラックバック(0)

51asdc8UT+L._SL500_AA240_.jpg

お友達の梅田幸子さんの著書、あなたの天職がわかる最強の自己分

析の予約がアマゾンにて開始致しました!

ご本完成、誠におめでとうございます。

五木寛之

| トラックバック(0)

煙草を吸う時、マッチを愛用しているんだけれども、注意散漫でなぜか摩った

マッチを1本、まだ火が消えぬまま、確認せずに、ゴミ箱にポーンと入れてしまった。

そしたら、一瞬でゴミ箱に火がついて、小さなたき火のような状態になってしまった。

あぶね。まったく昼から何をしているのだろうと自責しながらごみ箱に水をかけて消

火。床に落ちた紙くずがまだ燃えていて、ティッシュってけっこう燃えやすいんだーと

か妙に納得したけれど、ほんと気をつけよりよ、自分。

気が抜けているのか、ただの阿呆なのか、よくそんなんで生きてこれたなあと呆れた。

41+ydsoxyQL._SL500_AA240_.jpg

ところで、この本。

五木寛之氏の人間の覚悟。

覚悟とは、あきらめることであり、明らかに究めること。ものごとをはっきりと究め、

現実はこうなのだと覚悟することでしょう。

言いかえれば、世の中のあらゆることは流転する。人間は老い死んでいく。そのこと

を、逃げずに真正面から見つめることです。世間はあきらめないことを賞賛しますが、

あきらめるは決して弱々しい受け身の姿勢ではなく、正しい覚悟をきめる上では不可欠

なのだと思います。

冒頭の文を読み、身の引き締まる想いがした。

これから読み進める感じなんだけれど、本日のぼや事件の前に引き締まってたはずやの

に、どういうこと?君こそ覚悟が足りんのや。

控えめにお勧めさせてもらいます…。

猫友達の知人宅にお邪魔した。

顔のちっこい、足の長い猫らしくない猫、アビシニアンを5匹、雑種猫を4匹の計9匹

飼っているとは聞いていたが、猫部屋の充実ぶりに驚いた。

猫タワーこと、猫がカリカリ爪を掻くシャカシャカした藁みたいな素材の塔があって、

その天辺に1匹。その仔以外は、1匹ごとに猫のおうちがあって、その中で寝そべって

いる仔、来客を歓迎してくれる仔、知らんぷりで猫ごたつ(猫用のこたつがあるので

す)に入ってる仔と気ままな様子。猫ごたつは猫の数だけあって、人間用の猫版。

触らしてもらうと入りたくなるほど温かい。立派な作り。

アビシニアン達は血の繋がりがある家族で、おかん、おとん、娘、息子、娘と揃ってい

た。夫婦仲はあまりよろしくないらしく、おかんは寝床に寝そべったままおまえ誰やね

んの目つきでこちらを凝視。おとんアビシニアン、ミルティが激励してくれた。おかん

(嫁)、娘、息子の誰よりもアビシニアンらしい姿形をしていてやたらフレンドリー。

聞く所によると娘の上にも乗っかって勾配しようとするやんちゃなおとんらしい。私の

元に来たと思ったら、いきなり排便して、えらい臭いに咽せたけど、くっさーは慣れっ

こなので、口で息をして。じーっとみてたら、局部を丁寧に舐めて清めてはった。いや

はや動物!

猫界ではおとんと娘が勾配することは、あり得ることらしい。つまり近親相姦OKゆうこ

と。おかんと息子の組み合わせよりも、奇形児が生まれる可能性が少ないと聞いた。

自宅に戻るとアビシニアン一家のにおいがしたのか、猫たちが服のにおいを嗅ぎまくっ

てきて、微妙に距離を置かれた。ジェラシィ?今も窓際で愛猫3匹が並んで意味ありげ

な目つきでこっちを見ている。エサ、くれよか?

ところで、猫友達が携わるLove shuffleは今月、

16日、夜10時スタート(TBS)。あのね、あーたぐらいの歳の男女が恋人交換する

話よ!!!母ぐらいの歳の離れた知人はなぜかそこで力んでいたが、撮影続行中という

ことで。熱がこもっていたのだと思いました。ぜひご覧くださいまし。

抱負諸々

| トラックバック(0)

先日、元旦が誕生日の友人の誕生日を祝っていて、「今年の抱負は何よ?」と質問した

ことを想いだした。聞いておいて自分の抱負を全く言ってないことを後になって気づい

た。それについて考えていたら、世阿弥の言葉が頭に浮かんだ。ぽつぼつと。

一に珍しきこと 一に新しきこと 一に面白きこと。

世阿弥は室町時代に能の基礎を作ったと言われる人で、花伝書という著書の中にこの言

葉を残している。

言葉であれ、芸事であれ、世の中の諸事万端であれ、絶えず新しいこと、珍しいこと、

面白きことに対する果敢な挑戦が必要だということ。そういうものが新しいイノベー

ションを起こしてゆくし、完成の域に達するのだと言っている。

私もこの精神を忘れずに生きていきたいと思う。

それは珍しいですか。新しいですか。面白いですか。そしてそれは人のためになります

か。創作するうえで常に自問自答していきたい。

ところで、ところで。

格差だの貧困だのと暗いニュースがそこかしこで、家も仕事も失い、明日を生きること

に不安を抱える人が後を絶たない。

今日の新聞で雨宮処凛氏がこんなことを言ってい

た。日本のフリーターと呼ばれる人たちが、中国、インド、タイに時給300円で派遣

されている。しかも渡航費は自腹で、現地に着いた瞬間に借金を背負う。日本では、

「海外で働けます」「中国語が学べます」と聞こえのいいように宣伝し、行き場のない

フリーターたちは「スキルが磨けるかも」と思い、それに飛びつく。でも実際は生活費

が最低でも5万8千円かかるところ、月収5万円しかない。働けど、自らの首を締めて

いることになる。日本でも使い捨てられてる人たちは海外でも騙される、と。

秋葉原の無差別殺傷事件についても、ある新聞社は「どうせ死ぬなら人に迷惑をかけな

いで死ね」という主旨のことを書いていた。あんなメッセージしか社会が出せないのな

ら、社会が病んでいるのだと思う、と。

全体的な精神の貧困さが、日本を貧しくしてしまったんじゃないかと思う。

こういう時こそ、助け合いが必要なんじゃないのかな。

みんな他人には知らんぷり。してるとエスカレートしていくだけじゃないかな。

個人としての自分、社会の一部としての自分には極めて何ができるかあらためて考えて

いきたい。

理由

| トラックバック(0)

謹賀新年。

2009年もどうぞよろしくお願いします。

新年が明けてから、年末にしておくべきことにようやく着手した。

年賀状を送る、部屋を片付ける。やるべきことをきちんとすると気分が良い。

が、速度が遅く、まだ掃除をし続けている。やっては休みの繰り返し。

たまにはこんなのんびりするのもいいなあと思いつつ、合間に映画を観ている。

『私たちのセックスのこと』、これはまたもや韓国映画。昔の恋人と偶然再会した男

が、彼女とのセックスと禁断の愛に溺れていく様を描いたエロスドラマ。9回だけセッ

クスしたらそれで終わりと女は最初に言い、男はそれに従う。限定された中でどんどん

はまる。この男が引っ越した家に、昔住んでいた若い女性の恋愛模様の行く末が途中か

ら描写されていて、男の愛の行く末を案じさせる。

エロだけかと思いきや、そうではなかった。なかなか見応えがあった。

ホウ•シャオシェンのレッド•バルーン。 フランス映

画。人形劇師を演じるジュリエット•ビノッシュがめちゃくちゃ可愛かった。天真爛漫。

全ての動作が素に見えるのは、流石。フランスに行きたくなった。

そして、理由。宮部みゆき氏の直木賞受賞作。

2004年に映画化されたもの。

東京の荒川区の高級マンションで、一家四人が死体で発見されるが、遺体はそこに住ん

でいるはずの家族でないことが分かる。亡くなった4人は家族でもなんでもない。赤の

他人。じゃあ、誰が誰を殺したのか。物語は107人の登場人物の証言によって動かさ

れていく。

証言する人々は皆、主観的なので、確かに人影を見たとか窓ガラスを男の人がよぎった

とかとっつかみ合いのケンカをしているのがベランダから見えたなどといっているが、

どれも更なる謎を生む。犯人だと思った人が犯人でなく、怪しいと思った人は白だった

り。本来なら映画の脚本というものは150ページほどらしいのだが、この映画はなん

と250ページあったそう。台本どおりに撮ったなら4時間は越える内容になるもの

だったらしい。しかも映画化するのは難しいと言い続けられてきたらしい。

それを現実化させた大林宣彦監督。生々しい撮り方をする人だなあと思った。

古手川祐子にはじまり、風吹ジュン、松田美由紀、宝生舞、南田洋子、赤座美代子、宮

崎あおいまで、それはそれは豪華な出演陣女性たちは、全員ノーメイクで出るという約

束だったらしい。

加えて、男性陣は、立川談志、小林稔侍、岸部一徳、柄本明、片岡鶴太郎、石橋連司、

ベンガル、加瀬亮と濃い面子。新しい人物が出てくる度に、一体この映画を撮るのに、

いくらかかってるのだろうと思った。かなりいい。

images.jpeg