ロンドンのインディペンデント紙に、「最も重要と思いつつも不快に感じる発明は?」
という英国人を対象にした調査のことが書かれていて、その記事を読んでみたら何と、
第1位がカラオケだった。ショックショックショックやて。
24時間スポーツチャンネル、携帯電話、ゲーム機をしのいでだんとつであり、日本発
祥のカラオケ、日本人の私としては納得できない結果だった。
5年間と、人生の中ではほんの鼻くそぐらいの時間かもしれないけれど、私も英国に暮
らしていたことがある。カラオケは英国にもええかなりたくさんありました。
だが、思い返してみるとカラオケタイムを共に楽しんだのは、イタリア、ドイツ、アメ
リカ、スイス、フランス、韓国、中国出身などイギリス本国の人でない人たちの顔ばか
りが頭に浮かび、イギリス人とのカラオケ•メモリーが見当たらなかった。
私が渡英していた期間は1996年〜2001年。その頃でもかなりのカラオケ設置店
をみかけました。が、日本でいうカラオケ•ボックスのようなところは数えるほどしかな
く、ほとんどは、パブのような大勢が立ち飲みするような場所にドーンと機械が置か
れ、ステージの上で歌うことになっていることが多かった。
だからがゆえに、酔っぱらって己酔いして歌う人、シャウトする人、歌うどころか音楽
にのりすぎるためどちらかというとオンステージで踊り狂う人など、色々いたけれど、
別に人に迷惑をかけていなければそれはそれでいいんじゃないかと思う。
だいたい、音程が狂ってたり、声やパフォーマンスが大きすぎると誰かがそこで野次を
飛ばすので、軽いひともんちゃくの後、たいていはおさまるし。
同記事の見出しに「歌声が騒音」とあったけれど、歌声は騒音ではないと思う。
ステージはあかんよ。それが元凶だというものだ。そうではないですか。だって。オン•
ステージだから騒音と捉えるのは当たり前。下手だと聞き苦しいし、所詮己酔いなので
見苦しい。でも、カラオケは下手でいいし、己酔いするためのものでしょう。
それがカラオケというもののあるべき姿形ではないですか。
ステージは取っ払って、個室化をぜひ取り入れて、イギリスの人にもカラオケの楽しさ
を知って欲しいと思います。


