先ほど、台所に行くと、お魚舐めてる飼い猫がいました。もちろん、ゴミ箱からあさってい
ました。後ろに立ってても、全く動じず、舐めるのをやめないので、えいと取り上げて、ゴ
ミ箱にほかしました。
ちなみに、ほかすというのは、関西弁で捨てると同義語なのですが、東京では言わないらし
いですね。まだこっちに暮らして間もない頃、「それ、ほかしといて」と言ったら、そのブ
ツ(何だかは忘れましたが)が保管されているのでえらい驚いたことがあります。
カルチャーショックです。
連想ゲームチックではございますが、異国のカルチャーにどっぷり暮らす、友人、
ヘアーメイクアップアーティストのWakana Yoshiwaraこと吉原若菜氏のホームページが、
つい最近リニューアルしたということで、兼ねてご紹介したいと思います。
英国•ロンドンに暮らす彼女との出逢いは、今から10年ほど前、Brixtonというロンドンの南
にある黒人さんが多く暮らす街でした。
当時、腰までの長い人工ヘアーで細かい三つ編みにするブレイドをしていました。(注:私
です)あれは基本的に洗えない、洗わないものなので、夏場はかゆく、臭い、重く、いいこ
とがなんもないのに、それでも気に入っていて、頻繁に編み直ししては、夜半にひぃぃぃか
ゆいわと1人、我慢大会をしていたのです。
そんなある日、Brixtonのとある美容室に行ったら、日本人に見えないけど、おそらく日本人
であろう若菜氏が黒人さんのスタッフに混ざって働いていて、鏡越しにチラチラ様子を窺っ
ていました。そのところ、私を担当していたビッグ•マザーが、まだ半分も編み込んでない
ボッサボサの髪に、針山に待ち針を突き刺すように、コームをぶっ刺して、店から出て行っ
たのです。記憶が正しければ、30分はそのまま放置されていました。
かつてこんなにむなしいことはありませんでしたね。
それで、お手すきになった若菜氏が、私に歩み寄ってきて、英語で「やりましょか?(編み
ましょか)」と声をかけてくれたのです。それが彼女との出逢いでした。
聞くと、まだロンドンに来たばかりで、とにかく現場でヘアースタイリストとしての経験
を積みたくて、頼み込んでここにおいてもらっているというのです。
基本的に、私の知る限り、よほど高級なサロンとかでないかぎり、あちらの美容室はお客様
をお客様として丁寧には扱うことがあまりなく、日本のようにサービス満載ではありませ
ん。そして、特にこのBrixton界隈では、平気で仕事中にご飯を食べに出かけはったり、ス
タッフ同士で延々とお喋りしたりと、ゆったり流れる時間の中で、自由気ままにやっておら
れるので、客を放置するという独自の接客法があるわけです。修行とはいえ、そこに飛び込
むとはなんちゅう度胸。
それから、今日まで、ロンドンに暮らしている時はほぼずっと、彼女が日本に居る時は、お
願いして、髪を切ったり、染めたりしてもらっていました。
現在、ロンドンを拠点に大活躍中のヘアーメイクアップアーティストです。
ホームページで彼女の色んな作品が見れるので、ぜひ見てください。
か、な、り、イカしてます。


