美々、吃驚

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私語く(ささやく)、仮寝(うたたね)、縋り付こう(すがりつこう)、感傷(センチメン

ト)、拵えた、鳶色、必境、箪笥、波瀾、源因、焦慮せる、周囲(ぐるり)。ああ、書いて

も、読んでも素敵。

日本語って、不思議な言語です。ひとつの言葉で、いくつもの捉え方ができますよね。

恥ずかしながら、夏目漱石氏の『こころ』を目で追いながら読んでいても、まったく頭に

入ってこず、音読してみて、その世界に浸ることが出来ました。

ちょうど、リリーフランキーさん&木村多江さん主演の『ぐるりのこと』のDVDを観ようと

していた時で、そのタイトルを周囲と書いてぐるりって読むのかと知って、そうか、周りを

囲むからぐるりやんなんて、感動してしまった。当たり前のことかもしれないけれど、自

身、正しい日本語の抜けた時期が10年近くあるので、こうした文学に触れると、今さら学

生気分になります。吃驚としかいいようがない。この吃驚も、びっくりだって知らなかっ

た。赤面やんねこれ。

パーソナルコンピューターがパソコン、パンティーストッキングがパンスト、ホットコー

ヒーがホット。全て片仮名だけど、省略するのはあまり好きではない。これって日本語?

池袋をブクロとか言われたりすると、恥ずかしくなる。どうしても茶化してしまう。

なんで、イケを言わないの?って思う。便利なのかもしれないけど。

響き、視覚的にも、これほど美しい言語はないのではないかと思う。

時代はどんどん進み、言葉も進化していくけれど、日本語の綺麗さ、素朴さ、平たんさを忘

れず大事にしたい、なんて生意気いうてごめんなさい。LADY GAGA聴きながらやと説得

力ありません。ポーカーフェイスや。

読みはじめたばかりですが、この本、面白いです。『女たちの荷風』(松本哉氏著)。もう

全然関係ないけど、永井荷風氏直々の愛人リスト、16人も載っているそうです。これから

通読します。










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