ドタンバタンでございます。
ああ、自分。どうしてこうも要領がわるいんだ。自分をパンチしたいけれど、そんな余裕が
あれば、一刻も早くすべてをしかるべき場所におさめたい...。ふはぁぁあ。
あ、溜息ついたら吸い込まんといかんのよ。幸せ逃げるから!
さっきまで掃除機でガーガーやってた私がいっても、何の説得力もありませんけれども、
唾を飲み込むのよ、そういう時は。誰やろ、教えてもらいました。
タイトル通り、明日、引っ越しをするのですが、家具なんてもらいもののベッドくらいで、
他の家電的なものは全て買って、送ってもらうだけなのに、住居を動かすって大変なのこと
なのですね。
その大変さをはじめて知りました。
なんでよ?と思うでしょう?
だって、だって、ええ大人のくせに、引っ越しくらいしたことあるやろ?と思うじゃないで
すか?
現に、回数でいえば引っ越しは生まれてこの方20回以上は優にしています。
でも、そのほとんどが海外であって、家具付きだとか、ルームメイトありだとかで、
引っ越しするために、何かを揃えたり、捨てたり、あるいは、調整したり。
自分1人ですべてを行うことが、はじめてに近いのです。
サーファーたちが行き交うシドニー、ボンダイビーチ。スケボー少年たちが見事な足さばき
で半円描くあの、大きな滑り台がすぐ家の前にありました。
アボリジニのおじさんに「タバコくれよ」と言われて、無視したら噴水の前で頭をどつかれ
た歓楽街•ポッツポイント。日が暮れ出すと、裸に近い姿のお姉さんが、道にたむろしてい
て。なんでそこに住んでいたのか、今でも分かりません。ある日、家に帰ったら、天井に手
のひらくらいの大きさの赤黒い蜘蛛が這っていて、ヘアスプレーとライターの
火でもって、奮闘したのを覚えています。
フレンドリーを通り越して、私としては恐怖に近い感覚を覚えた記憶の多いロンドン郊外の
ルイシャム。イギリス都心の深夜、電車以上にバスが人々の足なところがあって、地域に
よっては、一晩中に近いタイムテーブルで走っているところもあります。が、しかし。
2階建ての深夜バス。後部席に座っていた私を座席と間違えたのか、わざとなのか。ある外
国人のおっちゃんが私のひざの上に座ってきたのです。これ以上話すと長くなるので、この
辺で留めておきたいと思いますが、身の毛がよだつどころか、失禁寸前でした。
帰宅後リビングでハードコアポルノを見ることが日課のドイツ人のルームメイトと暮らした
ホワイトチャペル。当時大学生だった私は、「ハーイ」というものの、画面に映される卑猥
な光景と窓から射し込む夕日のコンビネーションに切なくなって、自室に急ぐのでした。
こうして振り返ってみると、飛び込む必要のないところに、自ら頭を突っ込んでから、
日々の暮らしに色葉をつけようと、かき乱しているようで、ほとほと頭を垂れる次第でござ
います。自身の適当さ加減に、町内一周したくなる気分。(それでは足りないよね)
ああ、でも、大丈夫。1人でも鍵はもらえたので、うん、そう。合格です。