2009年12月アーカイブ


今年も余すところあと数時間。

つい先ほど、開運年越しそばというネーミングに惹かれ、手にとらずにはいられなかった

おそば、雰囲気だけでもおせちをとでっかい伊達巻き、前から欲しかった手動式の鉛筆

削りを購入。もう随分前に買った鉛筆の表面にへんなコーティングがしてあって、ちっこい

やつではキューキューいってきしんで削れず困っていたので、これからはいっぱい削れる

わって気分は小学校の生徒。

なんか夕暮れ時、空の色が紫がかっているのがいやに艶かしくて、2009年も終わるのだ

なあと近くの川沿いをぷらついていると、遠巻きに人の声や車の通る音が聞こえて、この時

期独特のせわしなさが感じられたきょうび。


このブログをはじめてはや1年経ちました。ご愛読いただいているみなさま、いつもありが

とうございます。これからもなんやかんやの身辺雑記、雑多ではありますが、どんどん綴っ

ていきたいと思います。2010年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、前回に引き続き、ポッドキャストは絵本作家のなばたとしたか氏をゲストに迎えての

続編です。ぜひ、ご拝聴くださいませ。




それでは、みなさま。迎春!善い酔い今宵良いお年をお迎えくださいまし!













ジャングル☆ジャム 第25弾


どりゃ!年内に間に合いました。

前述のなばたとしたか氏との20分<PART1> です。

お話が尽きることなく延々とテープは回り続け<PART2>へと続く。こちらも近日アップ

します。ぜひご拝聴くださいませ。



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<収録風景 左よりURU氏•私•なばた氏 マジで地べたです>


サイン会があるらしいよ!

2010年1月23日(土)14:00〜 有隣堂八王子店にて 
「こびとかるた大会&サイン会」 
042-655-2311 




いつどこでどんな風に死んでいくかなんて、誰もみな分からないけれど、こんなにも突然

で、早く、悔やしいことはありません。

フジファブリックのボーカル、志村正彦氏が亡くなられました。




いっつもあなたの声にしびれていました。

ライブであなたが汗びっしょりになって歌う姿にただ呆然とみとれていました。

銀河もサボテンレコードも。赤黄色の金木犀も、夜汽車も、笑ってサヨナラも線香花火も

パッションフルーツも陽炎も。

あなたの作る曲が大好きでした。



きっと、鳥肌が立つほど的を得て人の気持ちが分かってしまう人。

たぶん、突いたらふわっと飛んでいってしまいそうに線の細い人。

その中にまっすぐ伸びる光線みたいな鋭い強さを持っている、私にはそう映っていた人。

とてもとても魅力的でした。


ヘッドフォンを耳に差し込めば、好きなだけ、何度もあなたの歌声を聞くことは出来るけれ

ど、歌う姿をもう二度と見れないと思うと、無力感というのか、頭の中が煙に捲かれて、

思考が停止してしまいます。

勝手に呼んじゃいますが、志村さん。

哀しい。もう一度歌って欲しい。逝かんといて、戻ってきて。

皮肉か、あなたの仕業か。今日は茜色の夕日。忘れることはできないな?

私だって忘れることはできないな。ねぇ、空から見てますか。











メリークリスマス!

12月は24日までが赤白で、日付けが変わると緑と金がポツポツ増える。でもって、

新たな1年のはじまりがやってくる頃には、また赤白に戻るって、けっこうシステマティッ

ク。毎年この流れが律儀に守られているわけだから、すごいよ、日本と思うのです。先日の

天皇陛下のお誕生日でも、小鳩の群れみたいな無数の白旗に赤が揺れて、綺麗やったなぁ。

この時期にいっぱい買い物したり、訳もなく胸騒ぎがするのは、自分らが日本人であること

をひそかにお祝いしてるからかもしれないな。

さて、そんなこんなで今年も残り1週間。先日のゲスト、絵本作家•なばたとしたか氏のポッ

ドキャストが年内にアップできるかどうか、(出来たらしたいのですが、編集担当の方が忙

しいみたい!)かなり微妙な雲行きなので、先にご紹介すべくものを紹介しちゃいたいと思

います。

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      <こびとかるた•中身>


ドーン!『こびとかるた』です。

初の絵本『こびとづかん』を2006年に刊行後、『みんなのこびと』『こびと大百科』

と立て続けに爆発的なヒット作を出し続け、キッズのみならず、ママさんたち、はたまた若

いレディーたち、お父さんと変わらぬダンディ紳士たちなど、幅広い層のファンに支持され

てきたなばた氏のこびと。とある地方のサイン会では、到着前に300人が待ち構えていた

そう。たしか、ショッピングセンターだったと思うのですが、そこで行われたイベントでは

異例の集客で、無料で配るかぶとむしイベントの次にすごい盛況だったそう。

この顔どっかで見たことあるぜと親しみを感じずにはいられない妖艶ならぬ奇艶なタッチ。

時にぎょっと顔をひんまげたくなる醜悪さ、その中にある、人ならぬ小人の温もり。

見れば見るほど味が出るとはこのことなり。


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              <こびとかるた•箱の表紙>


ところで、このかるた、言葉もイカしてます。


『おやからこ だいだい うけづぐ いやしの ちから』

『らくじゃない ゆうがに みえても かげでは どりょく』

『てを つなごう ちいさな ことから せかいへいわ』

ほんま、ええこというわ!(副読本としてこびと学習帳もついてきます)

現在、多方で売り切れ続出とのこと。入手がやや困難なようですが、2010年のお正月は

ぜひ、22人の小人と共に、かるたで迎えてね。





<昨日の出来事 その1>

年賀状をまとめて発注しに行ったら、印刷代とは別に、年賀状代がかかることをはじめ

て知りました。まじで。まじに。「なんでですか?」と聞く不思議顔の私に困惑顔の店員さ

ん。多分、こいつかなり阿呆やなと思われたと思います。その後ろで、戦争時代の我につ

き、1人で喋りまくっている老父というおかしな組み合わせ。なぜか水晶のブレスレットが

販売されていて、さらにミステリアスなお店。知らないことがいっぱいだ。


<昨日の出来事 その2>

歯が痛くなって歯痛止めを飲みました。そのことをすっかり忘れて、眠気覚ましにと、

コーヒー数杯と栄養ドリンクを飲んだら、胃があたりまえにムカムカしてきて、ボミット。

もう、そりゃ、おえおえです。朝から汚い話で御免なさい。人間くさくていいでしょう。

失礼!


<昨日の出来事 その3>

現在暮らしている街には、でっかいスーパーがひとつしかなく、夕方6〜7時ごろに行く

と、各レジに長蛇の列が入り乱れていて、どこからがどの列の末端で、多少の割り込みは許

されるかもと甘い考えがよぎるほど、激込みになります。その一角に並んでいると、両サイ

ドにいる人(それぞれ別のレーン)の背がめちゃめちゃ高いことに気づきました。

想定、190㎝は越えていました。いずれも男子。加えて、やたらと、黒ブチのメガネをか

けた人がいました。レジ待ちしている間って、時間が長く感じるのだけれど、昨日はおかげ

でそうでもなかったです。スーパーは、物を買うだけのところじゃないかもよ。








窓から見えるのは、高層ビルの天辺で点滅する赤い電気たち。

橙の明かりがまだらに光り、気分はクリスマス。

いつしか似たような光景をあるビルの屋上で見た時は、そのまま、コンクリートの地べたに

寝転んで、切なさに圧倒され、墨みたいな黒い空に吸い込まれそうになりましたが、

今夜は、ジョアン•ジルベルトを聞きながら、ポカポカと暖かい空間で、位置をどうにも変え

ることの出来ない『避難器具、スローダン125使用法』という文字とにらめっこしながら書い

ています。

便利なのはいいことですが、近場にコンビニが隣接していて、緑×青 or 赤×緑、どっちを選ぶ

べきかが、このところ毎晩の課題。

さっきは前者を選んだのですが、ゴミ箱あるでしょ、店の前に。

そこでハッとして、立ち止まりました。

『カン•ビン』表示の丸い入口がふたつあるでっかいゴミ箱に片足をのっけて、タバコ吹かし

てる男の人がいまして、かなり体が柔らかいとみえて、酔ってたのかな、その人。上げた足

ともう一方の直立した足との角度が、みごとなまでの綺麗な扇形を描いていて。

立ち止りその空間をじーっとみていたら、バツが悪そうに足を地面に降ろしはじめました。

やってらんねぇよとやさぐれてたの?それともストレッチ?

ビシッときめた凛々しいスーツ姿だっただけに、気になるのよね。








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友人より、山形産のリンゴを頂きました。

甘い香りがインセンス。今、こうして書いているそばにも、ひとつ飾っています。

(食べろよ!)今時点、スメルで十分堪能。




ネタバレになってしまうのですが、週末、ポッドキャストの収録をしました。

ゲストは、絵本作家のなばたとしたか氏。

待ちに待った逢瀬よう!

お越し頂いたのは、住居兼事務所のマイ新居。家具が揃っていないため地べたで録音機を囲

みつつ。

お会いした瞬間からものごっついパワーを感じていたのですが、やはり事は起きました。

私でなく、空間に。

日光東照宮でご祈祷してもらったお札を玄関に祀っているのですが、なんと、収録中、それ

がわけもなく落っこちました。木製のそれはカコーンと、いい音立てて、床にコロンと。

即座に、元の位置に戻したのですが、収録後、同氏が玄関扉を閉めた瞬間にまた落ちまし

た。理由はまったくもって分かりませんが、なんかいい感じがしました。

見えないところで、なにがしか化学反応が起きたのかもしれません。

ちなみに、落ちた瞬間は、次回アップの収録音声にもそのまま入っているので、ぜひ聞いて

みて下さい。


引っ越ししてからの1週間、1日1回はホームセンターに通っています。

ガラガラ(旅行に行く時などに、荷物を乗せて引っ張る車輪付きの器具)持参で。

組み立てて、直して、休憩して、掃除して。せせこら、よいしょで、寝不足気味。

しかし、ホームセンターは楽しいです。

生活雑貨はもちろん、こたつとか、今ならではのおせちグッズとか、私にとって、縁遠き代

物がズラーンと並んでいて、見ているだけで刺激を受けます。

半日はきついけど5時間までなら居れますね。

所々にあるインターフォンを押したら、係員さんが飛んできてくれます。

「カーテンの仕組みがそもそも分かりません」

と聞いても、イヤな顔ひとつせず、丁寧に答えてくれて有り難い。

電気のセクションにいるおっちゃんも、日曜大工担当のおっちゃんも、レジのおばちゃん

も、みんな温かいのかな。

今日も行きましたが、店員さん(おっちゃん)が、お客さん(また別のおっちゃん)に、

「また、来てくれたんや〜!!」と、いいながら肩組みしていて。

アマゾン様に継ぐ、愉しみをまたひとつ見つけました。


ドタンバタンでございます。

ああ、自分。どうしてこうも要領がわるいんだ。自分をパンチしたいけれど、そんな余裕が

あれば、一刻も早くすべてをしかるべき場所におさめたい...。ふはぁぁあ。

あ、溜息ついたら吸い込まんといかんのよ。幸せ逃げるから!

さっきまで掃除機でガーガーやってた私がいっても、何の説得力もありませんけれども、

唾を飲み込むのよ、そういう時は。誰やろ、教えてもらいました。



タイトル通り、明日、引っ越しをするのですが、家具なんてもらいもののベッドくらいで、

他の家電的なものは全て買って、送ってもらうだけなのに、住居を動かすって大変なのこと

なのですね。

その大変さをはじめて知りました。


なんでよ?と思うでしょう?

だって、だって、ええ大人のくせに、引っ越しくらいしたことあるやろ?と思うじゃないで

すか?

現に、回数でいえば引っ越しは生まれてこの方20回以上は優にしています。

でも、そのほとんどが海外であって、家具付きだとか、ルームメイトありだとかで、

引っ越しするために、何かを揃えたり、捨てたり、あるいは、調整したり。

自分1人ですべてを行うことが、はじめてに近いのです。



サーファーたちが行き交うシドニー、ボンダイビーチ。スケボー少年たちが見事な足さばき

で半円描くあの、大きな滑り台がすぐ家の前にありました。

アボリジニのおじさんに「タバコくれよ」と言われて、無視したら噴水の前で頭をどつかれ

た歓楽街•ポッツポイント。日が暮れ出すと、裸に近い姿のお姉さんが、道にたむろしてい

て。なんでそこに住んでいたのか、今でも分かりません。ある日、家に帰ったら、天井に手

のひらくらいの大きさの赤黒い蜘蛛が這っていて、ヘアスプレーとライターの

火でもって、奮闘したのを覚えています。


フレンドリーを通り越して、私としては恐怖に近い感覚を覚えた記憶の多いロンドン郊外の

ルイシャム。イギリス都心の深夜、電車以上にバスが人々の足なところがあって、地域に

よっては、一晩中に近いタイムテーブルで走っているところもあります。が、しかし。

2階建ての深夜バス。後部席に座っていた私を座席と間違えたのか、わざとなのか。ある外

国人のおっちゃんが私のひざの上に座ってきたのです。これ以上話すと長くなるので、この

辺で留めておきたいと思いますが、身の毛がよだつどころか、失禁寸前でした。


帰宅後リビングでハードコアポルノを見ることが日課のドイツ人のルームメイトと暮らした

ホワイトチャペル。当時大学生だった私は、「ハーイ」というものの、画面に映される卑猥

な光景と窓から射し込む夕日のコンビネーションに切なくなって、自室に急ぐのでした。

こうして振り返ってみると、飛び込む必要のないところに、自ら頭を突っ込んでから、

日々の暮らしに色葉をつけようと、かき乱しているようで、ほとほと頭を垂れる次第でござ

います。自身の適当さ加減に、町内一周したくなる気分。(それでは足りないよね)


ああ、でも、大丈夫。1人でも鍵はもらえたので、うん、そう。合格です。




ビヨークのサイトで紹介されていて、何となく気になっていたミカチュー。

「Turn Me Well」のPV(風が吹いてます。全部吹き飛んで、ブレインウォッシュされるか

も)を見た時、えらい昔の人、へえ、すごいな、やっぱり。3分間ほど、心奪われた私は、

それこそ70年代とかその時代だとてっきり思い込んでいたのですが、今年ファーストアル

バムを出したばかりの21歳のイギリス人女性でした。


前夜の枕の位置の微妙なズレによって、次の日の絶妙なスタイリングが自動的に出来てしま

いそうな、無造作極まるくりくりのショートヘア。ミカチュー。

すきっ歯の覗く唇を左に大きく吊り上げて唄う顔が印象的。ミカチュー。

愛想もくそもない、そっけない彼女の魅力にはまりそうです。



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ミカチューの楽曲には、ボタンを掛け違えた、スリッパを左右逆に履いてたのに気づかな

かったような、そんなこそばい違和感となんならそのままでもいいよという不思議なほどの

安心感を覚えます。

ドライヤーの音と打ち込みのビートを重ねるなど、真新しさも新鮮ですが、歌詞もいい!



5曲目の「Curly Teeth」。カーリーティース。片仮名にすると、誰かの名前みたいだけど、

直訳したら〝カールした歯〟。ってどんな曲。

まず、カーリーな歯ってなんやねん。



『彼女のまっすぐな瞳とカーリーな歯 微笑みかけられただけで鼻血が出た なんか用?と


彼女ははき出すように言った 私はただそばにいることを望んでいた』


もちろん英語で唄っているのですが、「微笑みかけられて鼻血が出る感覚」とは、それ分か

ります。

さては、〝心惹かれて、無条件に目が離せない〟ってことでしょう?


ん。ミカチューは答えてくれないので、勝手に進めますが、知ってます、見ました、見た

よ、今日。

私が乗っていた停車中の急行電車の向こう側のホームで、キッスしまくっている高校生カッ

プルがいまして。男の子はものすごく背が高くて、女の子はちっちゃくて、メガネが邪魔で

あろうに。電車の到着を知らせるアナウンスがかかると、ひしと抱き合い、吸盤みたいに唇

をくっつけて絡み合っていました。てっきり、どちらか片方がその電車に乗るから、別れを

惜しんでいるのやと思いきや、私の乗った電車が反対方向に走り出すと、まだキッスしま

くってる2人がいるではないの!

見届けなくては。彼らの別れ際を見ずにはこの駅を去れない。

背筋を正し、昼下がりの青春異性間交遊を見守ろうとした私の歯は、きっと、くりんくりん

にひん曲がっていたのでしょう。



全く関係ありませんが、行灯。

ずっと行きたかったお好み焼き&もんじゃ焼屋の玄関にありました。

東西まぜこぜのお店であり、個人的には看板出すまでにかなり度胸が要ったと察している

のですが、一度だけおじゃましたことが過去にありまして。元々、遊郭だったところを改築

されたのだそうです。

辺鄙な所にあるうえ、店の名前も覚えられない質なので、それ以降、行きたくても行き先が

分からず辿り着けなかったのですが、渋谷のラブリーなホテル街に発見!

わりと近いし、可愛いぞ、おい。

写真を眺めていたら想いだしました。ここはそう「すずめのお宿」だと思います。ぜひに!



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経営ジャーナリスト、ノンフィクションライターの山田泰造氏著「ヨコハマ伊勢佐木町」。

(日本経済新聞出版社)

街と人への愛が溢れるドキュメンタリーです。




同氏とはお会いする度、なぜだか、阪神タイガースと互いの家族の話に花が咲き、本題から

グイーンと外れまくりの数時間を過ごしてしまいます。

水とコーヒーをかわるがわる飲んで、口の中がねちゃこくなる頃、そろそろ時間だわとお別

れのご挨拶をするのですが、直後、「ところで、今日は何をしに来たんだったっけ?」と首

をかしげてばかりなのです。

肝心なことを忘れた!しまった!またやってもた!

「また次があるからね、その時に...」なんて自分宥めを何度繰り返したことでしょう。

そう雨の午後。夕方も、電車を乗り間違えた日も!


先日お会いした時の同氏の一言。

「いっつも僕らは、主題を忘れるね。今日は最初に話しておかないとね」。

脱線会議、マジック!これが一番楽しいのですよね、ね。

山田氏の脱力ぶりは、リアルな世界を和ませてくれる力があります。

一人より二人。会話の糸口を彼に引っ張られると、えらいところに終着します。

ヨウ•化学反応!

そんな口ぶりが、〝ヨコハマ伊勢佐木町〟にもやはり現れていて、すぐそばで読み聞かせし

てもらっているような、贅沢な気分になれる本です。