写真:島隆志 言葉:岸由利子
今朝、鏡をみたら、左の頬にシューッと垂直にまっすぐ、ちょうど鼻と並行にきずがついて
いました。うっすら血さえが滲んでるし。
なんや、これ。
そういえば、色んなきず痕が体の所々にあります。
ある時。
左の肘裏を蜂に刺されて(隣の家の木に巣があった)掻きむしったらできた
直径1センチほどのケロイド状化したきず。
窓を開ければ蜂が入ってくるという環境に慣れていたこともあり、蜂が危険だという意識
もなく、テーブルの明かりにやってくる奴らをライターの火でおどかしてみたところ、プ
スッとやられました。
その時。
素面でも、長すぎて、自分で踏んでこけそうになるスカート着用時、酒に酔い、地面に突っ
伏してできた肩のきず。これも変色。
顔のそう、あごら辺もズズズといっしょに剥けて、けっこうひどかったのに、ガーゼ、消
毒、ガーゼ、消毒を繰り返したら、治癒力というのか、その傷だけきれいに消えたのです。
そしてまたある時。
片尻に、粉瘤という、皮膚良性腫瘍の一種が出来ていることにまったく気づかず、「なんか
痛いな、おい、熱くなってきたで」と思っていたら、あれよという間に三色だんご(も
ちろん1個)くらいのサイズに膨れ上がり、心臓みたいにバクバクし出す。びっこで病院
へ。
〝くり抜き法〟という施術を受けた後(麻酔なし)にできた、ストローの口を皮膚に押しあ
てたような丸い傷。
ここまで振り返って、事の発端はすべて己の不注意および監督不行き届きだと気づいてしま
いました。ああ。顔のきず。あああ。これもまたその類いなのでしょう。
気をつけたいです、本当に。


