6月26日

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今、吉屋信子氏の「わすれなぐさ」を読んでいるのですが、なぜかクレマチスとまちがって

しまい、なかなかタイトルが覚えられません。「わすれなぐさの香水よ、お気に召して、こ

の匂い...」と書かれた帯にさえ酔いしれて、読みかけのままサラダなんぞを作っていても、

先が気になって、茹でかけのマカロニが煮えるのをはために、ページをめくったり

するのに、ひと眠りすれば、クレマチスに変換されているのです。maybe 脳内ロットン!


ところで今日、近所のお寺に出かけたら、いつものミャーコがいました。ミャーコとは

勝手につけている名前ですが、お寺の通り沿いにある数珠屋の前にいる猫です。ミャーコ

と初めて逢った時、ひどく痩せていて、額の引っ掻き傷からは膿みが出て、鼻も垂らしてい

るので、病気なのかと心配しました。ああ、野良猫かなと思い、こっそりえさをあげたりし

て、見かける度に遊んでいました。私のことを覚えてくれたらしく、しゃがんで目線を合わ

せてミャーコと呼ぶと、ひざの上に前足を置き、すり寄ってきてくれます。

が、しかし、半年経った今も、額の膿みと鼻垂れは変わっておらず、なんとも痛々しいので

す。一度は家に連れて帰ろうかとも考えましたが、どうやら最近、誰かに飼われ出したよ

うで、「ハナ」とマジックで書かれた赤い首輪をつけて幸せそう。

左にイヤフォンをつけたままミャーコを撫でていると、外した方からカチャカチャいう音が

漏れていて、ミャーコがそれに興味を示したので、耳元に近づけてやるとドン引きしてしま

いました。細い目を見開いてギロとにらまれました。ちょっと音が大きかったのかな...。そ

れとも曲が好みじゃなかったか。今までになくちょっと生意気な態度のミャーコでしたが、

安全に暮らせているなら良かったと胸を撫で下ろした午後。飼い主さん、どうか病気は治し

てあげて。あれは痛いよ!








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